FDC Now

・ウルトラ・ファインバブル(UFB)による除菌法運用開始

ご挨拶を更新。

歯周病Q&A

Q1.歯周病は治らない病気?

【40才女性、全身的な病気はなし】

歯周病治療のため5年間にいろんな歯科医院に通院しましたが出血も腫れもなおりません。いつもブラッシングをしっかりして、しばらく様子を見てください、といわれました。 歯周病はなおらない病気なのでしょうか?


A1.歯周病は治る病気です。

原理的には局所的な病原微生物による感染症ですから原因バクテリアの除菌とダメージをうけた歯周組織の回復処置によって治ります。

バクテリアの除菌はUFB(ウルトラファインバブル)法で、また、病的な歯周組織はレーザー照射によって回復します。いろいろな手術法がありますが中程度の歯周病であればこれでなおります。

ただし、全身的な諸臓器の疾患による影響が強い場合は歯周病治療と併行して、持病に対する治療をしっかりする必要があります。



Q2.熱心なブラッシングだけで歯周病は良くなる?

【56才女性、全身的な病気はなし】

前歯の動揺が気になるので知人に紹介された歯科医院に3ヶ月ほど通院しましたが症状が改善しません。最近では噛むたびに歯が動き、歯並びもわるくなってきました。ブラッシングをすれば歯周病はよくなる、といわれましたが、このままでいいのでしょうか?


A2.ブラッシングは治療法ではありません。

ブラッシングは治療法ではありません。プラークjを除去する清掃手段ですから効果も初期症状の改善に限られます。歯周病の治療は原因菌の除菌が基本です。前述のように「病巣部のバクテリア除菌」と「病的な組織の改善」が原則です。

現在の症状をブラッシングだけでは改善することは困難ですから適切な治療が必要です。



Q3.歯ブラシに血がつき気持ち悪い、何か良い方法は?

【38才女性、全身的な病気はなし】

もう何年も歯科医院に通っていますが歯ぐきから出血します。歯科衛生士さんからホームケアをしっかりすれば出血がなくなると言われ、がんばっていますがよくなりません。病院で検査も受けましたが体には異常はないようです。薬局で買った歯周病の塗り薬も効果なく歯を磨くたび歯ブラシに血がつくので気持ち悪いです。なにか良い治療法はないでしょうか?


A3.前述の解答をご覧下さい。

血液疾患やビタミンC欠乏症、あるいは糖尿病などの全身的な病気のない方は A1、A2をご参照下さい。



Q4.奥歯がぐらぐらして歯ぐきも腫れ口臭もします。最新の治療法を教えて下さい。

【67才男性】

永年通院していますが最近になって前歯の歯並びが悪くなり奥歯もグラグラしてよく噛めず、歯ぐきも時々腫れ、さらに口臭のため人前にでることが苦になっています。友人も最近、歯周病で歯を抜き入れ歯になりました。自分も同じように歯が抜けるのではないかと不安です。この際、自費診療でも結構ですので最新の治療法を教えて下さい。


A4.自費診療による本格的な診断と治療が必要です。

年齢を考慮しますと歯周病はかなり進行していると考えられます。保険診療では診断法や治療法に制約がありますので中高年になりますと個人の体質や持病などによって歯周病が急速に悪化していく場合があります。

このような症状の方は従来の技術では歯を保存することは困難です、しかし、最新のバイオテクノロジー、あるいはナノテクノロジーを応用しました統合的な治療では効果が期待できます。まずは「高精度の検査法」により現在の症状を正確に診断する必要があります。

2.1 高精度診断



Q5.糖尿病ですが歯周病を手術以外で治す方法がありますか?

【58才男性、T型糖尿病、高血圧】

歯周病を治すために手術が必要だといわれましたが手術以外の方法があれば教えて下さい。


A5.歯周ポケットのバクテリア・除菌法とレーザー治療

UFBによるバクテリア 除菌法を中心にレーザー治療を併用する保存療法。さらに全身的な不調が加わっている場合は経皮通電法(SSP法)があります。(FDCは自費診療)

注)手術以外の方法をお伝え致しましたが、適糖尿病の状態や歯周病の病状が不明ですので、この提案に対してあなたに生じるいかなる問題に対しても責任をもつことは出来ません。



Q6.歯周病で抜歯後、すぐにインプラントしても大丈夫?

【70才女性、全身的な病気なし】

下の前歯が何回か腫れ、歯周病ということで抜歯しました。その抜けたところにすぐにインプラントをするといわれましたが化膿しないか、心配です。まわりの歯も動いています。


A6.慎重に検討された方がよいでしょう。

理由は歯周病のバクテリアがコントロールされていないこと、また前歯部はもともと歯を支えている骨が薄く歯周病によって骨が一段と少なくなっていると考えられます。その状態では仮に骨を移植しましても長期に渡ってインプラントを支られるか、は疑問です。



Q7.インプラントを薦められて迷っています。

【64才男性、全身的な病気なし】

歯周病で奥歯を3本抜歯しました。抜けたところは義歯をしなければならないが残っている歯が動いているので安定が悪い。こういう場合はインプラントの方がよい、ということでインプラントを薦められています。入れ歯はいやですのでインプラント希望ですがインプラントもいろいろ問題があるようですので迷っています。どうすればいいのでしょうか?


A7.申し訳ありませんが、この、ご質問内容だけでは解答できません。

このような症例の判断には欠損部の歯槽骨だけでなく残っている歯の状態を知るためにCT画像が必要です。さらに、左右の奥歯の噛み合せや咀嚼時の際の噛み癖など多くの医療情報が必要です。



Q8.歯周病治療に位相差顕微鏡検査は必要?

【34歳女性】


A8.科学的(EBM)な治療を行うために必要です。

Q7に述べていますが歯周ポケット内のバクテリアを生きたままリアルタイムで観察できるため歯周病の原因菌を正確に診断できます。さらに治療法や予防の効果判定、あるいは投薬の効果を知ることができます。科学的(EBM)な歯周病治療を行うためには欠かせない検査技術です。



Q9.毎回,位相差顕微鏡の検査は必要?

【47歳男性】


A9.治療の指標として必要です。

時系列で比較し治療方法、あるいは予防効果を判定するために必要です。検査の結果によって治療法や予防法の見直しを行います。同時に歯周組織の抵抗力の変化も観察することができます。歯周病が全歯に広がっている場合は、さらに必要な歯周ポケットを検査します。



Q10.歯周病で歯が動いて噛めない、何か良い治療法は?

【34歳女性S様】

歯が動いて噛みづらいので半年間、通院して歯石をとったり、歯周病の手術などをして戴きましたが、どうしたのか以前より歯が動揺して食事が不自由になりました。

なにか良い治療法はないでしょうか?


A10. 高規格の動揺歯固定法が必要です。

動揺している歯を安定させるためには動揺歯固定法という負担軽減療法があります。動揺歯固定法は軽度な場合は動揺する歯どうしを接着剤で連結します。

しかし、Sさんの場合、歯周病が重症化しているようですので保険では現在受けられた以上の治療給付はございません。

注)中程度以上の歯周病に行なう仮固定は、すぐに破折します。しかし、保険では上顎、または下顎は初診期間に1回のみに制限されています。

このような病状が進行している場合はより高規格の動揺歯固定装置(副木)を装着させることにより歯の動揺防止だけでなく歯周組織の負担を軽減させ歯周病を改善させることが可能です。(自費負担)

もちろん、併行してあたらしい歯周病治療法が必要です。

7.歯周病による動揺歯の治療法

Q11.歯肉の検査の後、何日も痛んだり腫れたりします。違った方法がないでしょうか?

【48才女性】

歯周病の検査で歯肉のポケットを測られているらしいのですが、いつも、あとで歯肉が痛んだり腫れたりするので怖いです。なにか良い方法はないのでしょうか?


A11.保険診療では歯周病診断の際は歯周ポケット測定をすることが療養担当規則で定められています。

しかし歯周ポケット内には歯周病の原因となる歯周病のバクテリアが大量に存在する場合がありますので慎重に測定しませんと検査後痛んだり腫れたりすることがしばしばあります。

このように危険性の伴う歯周ポケット測定は適切な検査法でないと考えています。当院では痛くなく正確な診断情報が提供できる歯科用CT検査を採用しています。



Q12.なぜ、動揺歯固定装置には保険が適用されないのですか?

A12.予防的処置となるからです。

保険医療は歯周病の進行に伴って生じる腫脹には切開、動揺歯には抜歯というように当面の処置が主体となります。

歯科学的には処置が終り次第、すみやかに動揺固定装置を装着すべきですが、保険給付の対象となっていません。それどころか、平成18年4月1日の健康保険法の改正により仮固定の保険給付も1初診期間中は上顎、下顎、それぞれ1ヶ所のみと大幅に後退致しました。

つまり、動揺歯(P3以上)の固定を必要とする状態の歯は原則として抜歯、ただし患者さんの同意が得られない場合は自宅で養生、というのが保険診療の歯周病ガイドラインです。8020運動と現実の保険給付はずいぶん異なります。

保険のみの処置では気づかない間に病状が進行し、気がついたときは手遅れ、あとは歯の抜けるのを待つだけとなります。

Q13.なぜ、仮固定のままでいけないのですか?

A13.仮固定は動揺歯の固定が目的ではなく手術や治療を効果的に行なうための一時的な処置だからです。

仮固定は歯周病第3度になりますと接合部の破折が頻繁になります。再三の仮固定処置は給付外ですので、その都度、自費負担となります。さらに仮固定のままでは強度不足ですので病状の進行を防止することは不可能です。

Q14.なぜ、歯科用貴金属(20K金以上、白金合金)を使用するのですか?

A14

  • 1.人体への高い安全性
  • 2.歯や歯肉に変色がない
  • 3.丈夫である
  • 4.適合性がよい
  • 5.MRI画像診断の障害(アーチファクト障害)がない
  • 6.磁気診断装置への障害がない
などがあげられます。自費概要説明書にも理由を記載致して おりますが、各項について詳しくご説明致します。
  • 1.人体への高い安全性

    発ガン性や催奇形性の危険性もなく主要な臓器や脳、脊髄などの中枢神経に対して金属イオンの蓄積による慢性中毒の障害もございません。歯科用金属アレルギーの心配もございません。

  • 2.歯や歯肉に変色がない

    代用金属で作製された歯科装置を接着した場合は金属イオンが遊離し歯の表面や歯肉を変色(歯肉入れ墨)させてしまう事が多くあります。

  • 3.丈夫である

    医学統計によりますと、1回の食事の咀嚼回数は平均1,500〜2,500回です。間食その他の噛み癖を除いても1日3食で年間約165万回〜273万回となります。当然、反復する咀嚼力による摩耗に加えて変形が生じます。

    当院が使用致します貴金属は、このような条件下で長期使用できるように開発され国際的なISO規格も取得済みの歯科用金属です。当院では30年前より使用致しております(相談日に金属の特性データを提示いたします)

  • 4.適合性がよい

    今回の装置のようにミクロン単位での精密な規格が要求される場合、代用合金は鋳造時のひずみが大きいため接着後、二次的な虫歯を生じます。さらに、強度不足によるミクロな隙間(マイクロ・リーケージ)が発生し十分な合着強度を保持できず早期に脱落致します。

  • 5.MRI画像診断の障害(アーチファクト障害)がない

    昨今、交通事故や腫瘍などの検査ではMRI撮影を行なうことは珍しくありません。その際、口腔内の装着物に代用金属を使用しておりますと、その金属の周辺組織の画像診断が不可能となります。そのため。医療関係者から歯科医側に対して、これらの早急な改善策が求められています。

    貴金属を使用した場合は、MRI撮影に支障を及ぼすおそれはございません。

  • 6.磁気診断装置への障害がない

    心電計にかわる高精度な診断装置として「心磁計」の使用が開始されています。さらに脳波検査においても「脳磁計」がより精密な脳機能検査装置として利用されています。そのために従来の歯科用金属では検査の際に読影障害が発生致します。 上記5と同じく、貴金属を使用した場合は、検査・診断に支障を及ぼすおそれはございません。