FDC Now

・ウルトラ・ファインバブル(UFB)による除菌法運用開始

ご挨拶を更新。

8.患者さんへの教育

8−1.なぜ、歯科知識の伝達が必要か?

物品の購入の場合と異なり、歯科医療サービスは「むし歯」や「歯周病」のバクテリアを制御し、修復する際は高速の切削機械を用いて歯を精密、多様に加工する無形の行為です。また、高速切削のような身体に危険を及ぼす可能性のある行為は患者さんの信頼と協力がなければ実施できないことは自明です。そこで患者さんの信頼を形成するための第一歩として正確な病状と治療法の選択理由を述べます。

しかし、素人の患者さんを前に熱心に病状説明や治療方針を説明いたしますが実際は表面的な理解にとどまり、場合によっては簡単な内容ですら誤解を生じる場面が見られます。この原因の縦糸は一昔前であれば常識となっていた「臨床技能に対する常識」が忘れ去られていることです。さらに横糸としてと、インターネットから仕入れた断片的知識によって自らの問題が解決できる筈、と誤解されていることです。

そもそも技術の対話が成立するためには「基礎用語と、その意味」が正確に認識されている場合です。さらに自己の病状や口腔状態を客観的に認識していなければ、いくら歯科知識を蓄積していても合理的な歯科治療像を描けるはずがなく、すべて画餅になります。そこでFDCでは正しい歯科要語の意味や治療上の問題解決法など多くの歯科知識や歯科臨床の考え方を患者さんに提供しています。

8−2.患者さん自身が変わらなければならない

さて、たかが歯のために患者である素人にいろいろ難しい勉強を求められては困るという意見が当然あるでしょう。しかし、一生、使用しなければならない自分の咀嚼装置について無知のままでよいのかということです。70年間も使用する機械がどれだけ身の回りにあるでしょうか? しかも買換え不可能な機械です。

長く使いたいのであれば自らも根気強く学習と工夫を積み上げていかなければなりません。当然ですが生まれつき歯の丈夫な方の真似をしてもうまくいきません。歯の弱い方は現実を受け止めて必要な費用や時間、ホームケアにかける手間を惜しむべきではありません。自らが第二の歯科医となり、必要な行動をおこさなければ、いつまでも幻の名医を求める旅を続け、気がつけば歯を喪失しているでしょう。

8−3.どのような歯科知識が必要か?

FDCの患者さんは自分の歯を護るための「意識」、治療をうける際の「歯科技術に対する理解」、さらにホームケアにおいて必要な「知識・技能」など以下の5項目を中心に学んでいます。FDCでは患者さんが正しい歯科知識を身につけていただくために1,800枚の教育画像と100件のバクテリア動画などによって構成された「患者教育支援システム」を利用しています。

●FDCの教育項目

  • 1.歯や歯周組織の仕組み
  • 2.心身の異常が歯や歯周組織にもたらす影響
  • 3.保険制度の良い点と問題点
  • 4.歯科健康投資の効果的な方法
  • 5.「むし歯」と「歯周病」に関する予防の限界

これらのコースの修得することによって自分自身の歯を護るノウハウが身につきます。
自分の歯は分身ですから歯科医や保険制度に依存せず自らが護らなければならないのです。