患者さんに信頼される歯科助手をめざして

FDC要員コード名(デルタ1)

前に勤務していた歯科医院は同世代のスタッフが多かったので働きやすく楽しい環境でしたが定型業務の繰り返しで歯科助手としてのスキルアップの機会がほとんどありませんでした。もう少し実力をつけて患者さんの役にたつ歯科助手になりたい、もっと自分が成長できる職場で働きたい、と思って転職を決意しました。

スキルアップを目指してFDCに転職しましたが前の医院とちがって覚える事柄も多く、技能も正確さを要求されるため最初の頃は前の医院とのあまりのギャップに、つらい日々が続きました。しかし、FDCの職業教育を受けていくなかで「自分の長所と短所を見つけ、それを自身で受け入れるということ」を学びました。例えば、前の職場では仕事で失敗をしても「次はちゃんとすれば大丈夫」と具体的な解決策も考えないまま、やり過ごしていました。

しかし、FDCでは失敗に対しては叱られることはありませんが失敗原因の分析は業務内容だけでなく、心理面まで指導をうけます。指導の際に現実の自分をありのまま認めることは正直辛かったですが、自分自身と向き合えたことで仕事に対する自覚とモチベーションが上がりました。FDCに勤務して3年目になりますが、まだまだ未熟なところも多々あり、これからも患者さんに信頼される歯科助手を目指して努力したいと思います。