患者さんの声

1.『患者さんの声』の公開について

『患者さんの声』は小生に寄せられた感謝のお手紙や診療室で交された会話を中心に記載しています。しかし、歯科医院は単なる歯の修理サービス店程度に認識されている方は「患者さんの声」は単なる院長の自慢記事と感じられるかもしれません。

しかし、この記事の目的は歯科医療不信の時代であって「歯科医療の本質」を知って戴き、本来の歯科医療とは、また、歯科医と患者さまの信頼関係は、どうあるべきか、をあらためて考えて戴くために掲載しています。

歯科医院との信頼関係は「責任を取らないインターネットの歯科記事による知識」や「数年の受診経験」で築くことは困難である、と45年の臨床経験から断言することはできます。 『患者さんの声』に寄せられた多くの患者さまの通院歴は30〜40年になります。このような患者さまの長期にわたる信頼こそ、当院に対する真の評価だと考えています。

2. 臨床医の本質はヒーラー

また、内容の一部に科学的に解明できない症例も掲載しています。これは私が難症例で精神統一を行いトランス状態になった時の例外的な現象です。このような現象はヒーラーとしての意識をもつベテランの臨床家であれば必ず一度や二度は体験しています。 これが、「霊主肉従」の真理です。

医学には未知の分野が数多く残されています。しかし、人間を対象とする医療は現代科学の理論を超越する「不可思議な現象が存在する世界」だ、という事を知って戴くことも必要と考え、敢えて掲載しています。

3. 【狭き門より入れ、広き門は滅びに到る道】

患者さんに信用されれば、その信頼を裏切らない事が人間としての誠実さだと思います。

時には、歯科医の良心に従い患者さまに苦い事や、向き合いたくない事実を伝えなければなりません。その時、患者さまがいかに智慧ある行動をされるかによって「将来の歯の健康」が決ります。

マタイ福音書7章・13−14節は【狭き門より入れ、広き門は滅びに到る道】として有名な言葉ですが狭き門とはツタが生え見落とすような小さな木戸をさします。

広き門に入るか、狭き門を探すか・・・

以下は世間の評判に動じずヒーラーとしての道を歩むFDCを受診された患者さまの声です。

なお、すべての方は氏名公開を了承されています。ただ、個人情報保護の観点から公開していませんが内容については、すべて当院が責任をもつものです。

1.先生は団塊の星です
U様 60代男性(兵庫県・西宮市)


不良患者ですが会社で嫌なことがあってもFDCで受診すると癒されました。 お陰様で無事定年を迎えることができ、さあ、これから全部自分の時間と思いきや 無常にも交通事故で大手術。命は助かったものの退院後も首や手は思うように動かなくなってしまいました。

しかし、ここでくじけては団塊世代の名がすたると お医者さんを説得、英国人と二人でオーストラリアから西宮ヨットハーバーまでの リハビリテーション航海に挑戦。そんな体調で嵐や海賊!に襲われたら・・・・ No Problem!私には特認先達さまがついていると、いうことで無事に7500kmの 荒波を乗り越えました。今回も先生のパワーのお陰で元気づけられました。 これからも患者さんのために頑張って修行して下さい。 赤道通過時の記念写真です。

2.日本一の名医になってください
Y様 84才女性(大阪市・主婦)

子供がお世話になったことが御縁で開業いらい40年通っています。 商売が多忙なもので、ご指導のようなホームケアが出来なくて先生を悩ませています。しかし、歯の弱い私も先生の次々と開発される新技術のお陰で今日まで歯の痛みに悩まされたことはありません。

若いときから研究熱心でその後、東大で研究され国際的に活躍をされたときは診療所を廃業されるのかと不安になりました。しかし、東大教官の誘いを断られ私たち患者のために 一開業医に専念されたことは大変うれしく思っています。これからも日本一の開業医をめざして下さい。これからも応援しています。

3.信念の人です
K様 83歳女性(奈良県葛城市・主婦)

30才台に1本歯を失い、このままでは年をとれば総入れ歯になると思い、 当時、向かいに住んでおられた先生にお世話になって45年になります。はじめて診察をうけました時に 将来の入れ歯へ不安をお伝えします、と即座に私の言うとうりにすれば絶対に入れ歯にならない、 と断言されました。

常に朝方まで勉強されておられ、その後、阪大から東大と研究し続けておられる先生の言葉ですので信頼して養生に励みました。83才の今も全部自分の歯で噛むことができます。今も、そうですが若いときから研究熱心で信念の人でしたね。

4.診断技術の違いに驚きました
N様 53才女性(滋賀県大津市・主婦)

前歯の動揺が気になり多くの歯科医院を受診しましたがよくならず、その程度の歯周病ならブラッシングを熱心にすればよくなるといわれました。しかしその後も歯が動き、不安になりましたので主人に紹介され藤谷歯科を受診しましたところCT撮影をするように言われました。

何か悪い物でもあるのかなと不安でしたが診断の結果は歯周病が大変進行していることが判り、 処置の結果は抜歯をしなくてすみました。大学で長く研究されているのは聞いていましたが歯科医院の技術に、こんなにも差があるとは驚きです。 これからも宜しくお願いします。

5.レーザー技術は素晴しい
O様 65才(奈良県・主婦)

すぐに削って詰める歯科医院に納得がいかず藤谷歯科にかよって25年になります。スイーツ大好きですが予防管理プログラムのおかげでほとんど歯も削らず、神経も抜かないで今日に到っています。

「むし歯」だけでなく歯周病も自分にあった新しい治療法や予防法を考えて戴き、レーザー治療とホーム ケアの細菌除菌で歯の不安は解消しました。レーザー技術でこんなにも「むし歯」や歯周病を予防できるのですね。

6.遠くても安心です
Kさま 40才女性(東京都・公認会計士)

アメリカ暮らしから東京に引越し、紹介された歯科医院で受診しましたところ余り 歯を大切にしない流れ作業診療に不信と恐怖を覚えました。東京流はそんな治療らしい、 ということなので遠くとも藤谷歯科に通っています。

なにか心配になればメールでフォローしてもらえますし、 それほど距離は感じず安心しています。優しい先生ですが甘い受診態度やルーズな ホームケアの時は怖いですね。これからもよろしくお願いします。

7.くわしい説明にビックリしました
S様 79才女性(大阪市・主婦)

歯が弱く今まで色んな歯科医院にかかってきましたが、いつも削ってつめるか被せるかだけでした。 どの先生も熱心で親切な方でしたが私のむし歯は減らず歯周病も進んできましたので 思い切って藤谷歯科に転院し、もう7年ほどになり現在は痛みもなく歯の出血や緩みもなくなりました。

転院当初、歯をあまり削ることもなく精密な歯の磨き方にはじまり個々の歯の弱点や歯周病の状態を説明する時間が長いので治療はどうなっているのだろうと、とまどいました。

しかし、今では歯の管理のコツをしっかりと身につけ、まわりの人が義歯やインプラントで悩んでいますが私は自分の歯でしっかり噛めています。有り難うございます。

8.義歯もこころの痛みもとれました
N様 72才女性(大阪府守口市・主婦)

いろんな歯科医院で入れ歯を調整してもらいましたが痛くて噛めないので食欲もわかず、家庭的な悩みも重なり、すっかり気分が落ち込んでいました。はじめての診察で症状をくわしく聞かれてお口を診られた後、 義歯をどこかに持って行かれ、その後、静かに私の話に耳を傾けておられるだけでした。 しばらくして、義歯をいれてもらいますと何も調整しないのに嘘のように痛みが消えていました。

1週間後に診察して戴き『よかったですね』とおっしゃれた途端になぜか我を忘れて泣いてしまいました。その時、はじめて心の痛みをとって戴いたのだ、と判りました。

現実に向き合うことで不安がなくなり義歯の痛みも消えてしまう。皆さんには信じられないことでしょうが私自身の体験です。藤谷先生、本当に有り難うございました。

9.魂の入った入れ歯です
Yさん82才女性(大阪府・宗教家)

今まで、いろんな歯医者で義歯をつくりましたが、どの入れ歯も少し大きい声をだすと、すぐに顎から外れるので困っていました。 どうせこの年になれば新調しても同じだろうと思い、今回も診察前に『先生、 どうせ新しいのを作ってもうまくいかんでしょう』と、いったら娘に『そんな失礼なこと言って』と注意されました。

治療中に『我(が)をとりなさい、そうすれば今度の入れ歯は落ちない』と、 笑いながら注意されました。出来上がった義歯は落ちないどころか、外すのに苦労するほどピッタリくっついています。お陰で安心してお経を唱えられるようになりました。

やはり西国観音巡礼の大先達で、阿闍梨さんのもとでも永年にわたって修行されておられたので作られる入れ歯にも魂がこもっているのでしょうな。有難いことです。

10.神業というのでしょうか
Yさん63才(東京都・会社員)

大阪では大変お世話になりました、その後、本店に帰った後、胃癌の手術をして退院後、 頼りとする永年愛用のアタッチメントが破損、弱った胃では十分な消化ができず衰弱がひどくなりました。近くの歯科医院で受診しましたが、このような破損は、どの歯科医でも修理できないでしょう、新しい物を作るためにはもう少し体力をつけてからにしましょう、 と断られてしまいました。

しかし、元の先生のところに送れば修理できるでしょうか、と相談しましたら本人を診察して出来ないものが、本人なしで修理出来る歯医者など誰もいないだろう、と言われてしまい途方にくれてしまいました。

家内が事情を先生に伝えて郵送しましたところ、お見舞いの手紙と修理されたものが速達で送られ何の変化もなかったように噛むことができました。本人なしでミクロンの修理ができるとは、これが世に言う神業というのでしょうか、信じられないことです。 お陰で職場復帰もできるようになり本当に有り難うございました。

11.信じられない診断
K様 73才(福井県小浜市・自営業)

大阪の友人に紹介されて先生のところに週1回、小浜市から3時間半かけて 通院していました。ある日、かねて先生に紹介して欲しいという地元の友人が 歯周病の治りが悪いので先生に聞いてきて欲しいといわれ症状を伝えました。

ところが先生は友人を診察もしていないのに、すぐに大きな病院で受診する 必要があるといわれました。本人は元気だし、これを伝えて、もし違っていたら私の信用も失いますし困ったことになった、と思いましたが一応、伝えたところ、 体調はなんともないし、今、年賀状の準備で忙しいから来年の春になってからでも行くという返事でした。その旨、先生に伝えると、 重い病気ですので私から直接電話しますということで奥さんに電話をされたようです。

奥さんの方は見ず知らずの大阪の歯医者から、ただちに病院にいきなさい、 と命令されたのですから、さぞビックリしたでしょう。こうなれば私も先生を信用して彼を説得し、病院にいかせましたが小浜の病院では処置できないために 京大病院に入院、直ちに手術、上顎が半分はなくなったもの、危うく一命を取り留めました。 正月2日、先生が京大病院にお見舞いに来られたときに、友人は初めて先生に会い命の恩人です、と感謝したそうです。

先生が見たこともない患者さんに対して、どうして確信をもって診断できたのか不思議なことです。

12.母の救世主です
I様 78才女性(滋賀県彦根市・主婦)

どういうわけか母の義歯はいくら新しく作っても痛くて噛めませんでした。はじめは母のわがままだと思っていましたが、 食欲もなく体も弱ってきましたので親孝行のためと6年間、 近い滋賀はもとより、京、大阪の有名歯科医院を訪ね歯科大学の教授による診察も受けました。しかし苦痛は一向にとれず元気 だった母も次第に寝込むようになりました。

もう行く歯医者もなく困り果てていましたが、母が言うには、かって住んでいた所の藤谷先生 (注)叔父)は入れ歯の名医だった。今は高齢で診察されていないかもしれないが最後の頼みで連れていって欲しい、そこでダメだったらもう諦めると、申しますので診察に行きました。 叔父さんに見て戴きましたが判らない、とのことで甥の若先生に診察するように言われました。

しかし母はあまり気乗りしないようでしたが私から、 これで最後になるから、といって説得、もう一度治療椅子に座らせました。 しばらく診察していただいた後、母は上の顎が痛むと言っていたのに、 なんと若先生は下の入れ歯を調整されました。

一体何をしているのだろう、と不信感がわいてきました。しばらくして若先生の『噛んでみて下さい』に 母はこわごわ噛んでいましたが、『痛くない、もう痛くないよ』6年間、待ち続けた母の言葉です。一瞬信じられませんでしたが出していただいたカステラを母が何事もなく食べている姿に驚きました。

藤谷先生、母を助けて戴き心からお礼申上げます。

13.普通の歯医者さんより厳しいですな
O様 66才女性(和歌山県串本市・主婦)

近くの専門医で多くの治療をうけましたが、その後、症状がこじれ病院に入院手術をうけました。 退院しましたが症状が改善しないのにインプラントを薦められたので不安になり、この際、思い切って 東京の歯科医院を受診しようかと考えましたが、知人の紹介をうけて藤谷歯科を受診しました。

診察のあと大学に紹介されて撮影されたCT 検査の説明を受けてようやく自分の考えている以上のひどいことになっていることに驚きました。 今まで多忙だっただけに少々わがままな受診態度やホームケアのルーズさについても強く注意され、 真剣にとりくむようになりました。

14.厳しいけれど優しい先生です。
T様 50才女性(大阪府・H大病院看護師)

岡山から大阪に引っ越しするときに大阪の良い歯医者さんを紹介して下さい、といったら、 『そりゃー藤谷歯科やな、しかし腕は確かだが気難しいで』と言われて紹介状を手に受診すると 開口一番怒られてしまい、前の先生は優しかったのに、とビックリしてしまいました。

歯は生活の 歴史、日常生活が乱れるとき歯患う、とむつかしい話を聞かされながら、わからないなりに言われたお手入れを続けていますと、ほとんどむし歯も大きくならず神経も抜かなくて済んでいます。 20年間で治療に向けた厳しさと患者さんへの優しさがわかってくるようになりました。 座禅修行には、ご一緒していましたが私には藤谷先生の奥の深さは測りがたいです。

歯を磨く前に心を磨け、ハイ、しかし厳しいお言葉です。

15.健康指導に感謝しています
U様 66才男性(奈良県天理市・会社員)

歯の診察なのに日常生活を変えないと歯が亡くなる前に命が危ういぞ、脅かされました。歯の治療で何をいっているのだろう大げさな、と思いました。

とはいえ、歯が腫れたり、抜けたりで噛めずに困っていましたので定年を機会に タバコを止め酒量も大幅に減らし、散歩を日課にすると、体調はよくなり歯の 腫れることも無くなってきました。

その間にも先生の予言通りに健康診断も良くて人並みはずれて元気だった同僚が次々と亡くなったり寝込んだりしはじめました。たかが歯のことでと思っていましたが『歯の腫れや歯列の乱れは諸臓器の不調、気づかなければ死に至る』が真実であると思い、 今では先生の健康指導に感謝しています。

16.開業以来、ずっと通院しています
K様 67才(大阪市・主婦)

藤谷先生の開業以来、診ていただいています。歯が弱い私のために色々、研究をして戴きありがとうございます。主人の関係で黒部の山奥に引越し致しました時は通院に3時間半ほどかかり大変でしたが、がんばって通いました。

姑さんに『富山にも歯医者 がいるのに、なにも大阪まで行かなくても』と姑さん言われましたが藤谷先生以外に自分に合う歯科医はいないと思っていましたので気になりませんでした。歯の悪い私のために、 これからも新しい治療技術をお願いします。

17.スタッフの方がとても素敵です
K様 50代女性(大阪府・主婦)

藤谷先生の凄いところは他の患者さんが話しているので私はそれとは違う感想を書きます。 FDCはスタッフがとても良いのです。皆さん高学歴で勤勉なのは勿論ですが、気配りや人柄と言いますか、感じがとても良いのです。

これは日ごろからの藤谷先生の厳しい教育とスタッフを選ばれる際の眼力にもよるかと思います。よく心配りの出来る真面目で素敵な方ばかりです。歴代のスタッフの方々も良い方ばかりでしたし、それも先生のひととなりのなせる技だと、いつも感心しております。

あと、FDCは通う患者にも勤勉さと努力が要求されます。待ち時間も長いし、治療時間も長いし、治療費もそれなりにかかります。でも、それでも私はFDCに通います。私には他では出来ない治療をして下さるからです。先生、スタッフの皆さん、いつも有難うございます。

さいごに

これらの内容を読まれた患者さまは「歯科医療」とは単に歯の痛みを止め、欠損部を修復するだけのサービス業でないことがおわかり戴けたであろうか。

また、これらのエピソードはひたむきに45年間も人間の健康とは何かを考えて臨床をおこなっていれば、どの歯科医でも体験する筈である。

歯科医学とは「物質」を対象とする学問であり、歯科医療は修羅の巷に生きている人間を相手とするものである。要約すれば先端の歯科医学といえども上位の歯科医療を構成する一要素にすぎない。歯科臨床医とは歯科医療の行者である。